喫茶と読書 ひとつぶ

20220820

朝晩がだんだん涼しくなってきましたね。長野の母に電話したら、向こうは寒いくらいだそうです。日中はまだ暑いそうですが。こうなるとなんだか少し寂しくなってくる。秋が来るんだなあと。そして、嫌だなあと思い出したのが、手が荒れること。夏の間は湿気があるので、嘘のように手荒れはないのですが、乾燥してくるとガサガサになってくるんですよね。何でもかんでも指先に引っかかったりして、イライラしたり。布巾とかゴミ袋とか。あーまたあの季節がやってくる、と思うと割と憂鬱です。

涼しくなるのであれば、と来週木曜日からのおやつを考えています。二つ案があって、どうするか。もう少し考えて、火曜日に試作して、水曜日に仕込み。どのくらい涼しくなってくるかにもよりますよね。

スープの方はもう1週間続けることにしました。サンドウィッチとかにしようかなとも思ったのですが、マルサン堂さんのお休みが少し重なるので、もう1週間おにぎりでいこうと。

おにぎり。今お出ししているおにぎりは、おにぎりを作る器具で作っています。実は私、ものすごくおにぎりを作るのが下手なのです。おにぎりって、少しフワッとさせるのがいいとされているではないですか。そのことを全く知らず、適当に握っていたんです。大学生の時に、差し入れでおにぎりを作ったのですが、大きめのぎゅうぎゅうのおにぎりを持っていって、これすげえな、みたいなことを言われたことがあります。はっきり覚えていないのですが、一個が一合くらいだったような。もっとたくさんできるはずが、なんだかあんまり数を作れなくて、でもずっしり重かった。

その後、おにぎりとは、みたいなものを読んだり見たりするうちに、あの時の自分のおにぎりの異様さがわかった次第です。でも、フワッと握るなんて上手くできないんですよね。おにぎり名人は3回しか握らない、とかいうじゃないですか。やってみたけど、ボロボロになっちゃうし。また、子供が幼稚園の頃、おにぎりの雑菌が怖い、ということでラップで包んで握る、ということを知りました。でもまたこれが上手くいかなくて。ラップが挟まっちゃって、そこからボロボロになったり。

ひとつぶでおにぎりをなかなかやらなかったのは、なんだかそういう苦手意識があったからなのです。それでもやりたいなあと思って三角おむすびの器具を買ってみて、ちょっと練習してみました。そうしたら、可愛くて上手くできるんですね!これなら、と思って導入しました。でも、ちょっと油断すると、器具の中にぎゅうぎゅうにご飯を詰めたりしているので、気をつけるようにしています。でもこれまたほわっと入れると、崩れるんですよね。そして、一度、この器具が見つからず、パニックになりました。あちこち探して見つかったので、ことなきを得ましたが・・・。あの時は怖かった。

というわけで、なんとか今は文明の利器のおかげでやっていけているのでした。

それでは今日は帰ります。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい!