喫茶と読書 ひとつぶ

20220116

車で通勤する時は、朝はたいていNHK-FM のニュースを聞いています。今朝はびっくりしました。まず岩手に津波警報が出ている、というニュースだったからです。津波=地震なので、また東北で地震があったのか!と咄嗟に思ってしまいました。息子が仙台にいるので、うわーと思いました。その時には、東北で大きな地震があれば、こっちでも揺れていたはず、というようなことは全く考えていませんでした。大丈夫かな?震度はどのくらい?という情報をラジオが早く告げてくれないかと思っていました。でも、ラジオは津波に注意することを繰り返すばかりで、なんだか要領を得ません。そのうち、今回の津波はトンガでの噴火に由来するものであること、気圧が上がっていること、というような断片的な情報が聞こえてきました。地震ではない。空震という言葉も耳に入ってきます。そうこうするうちに、あっという間に常盤平に到着。ひとつぶに入って、すぐにRADIKOでNHKを聞きます。いつもだったら、クラッシックカフェの時間ですが、津波の情報が流れ続けました。何度も何度も聞いているうちに、状況がなんとなくわかってきて、地震ではない、ということでまず安堵。ただ、気象庁でもまだはっきりとしたことがわからないようだ、ということで、人間が知らないことってまだまだあるんだなあとびっくりしました。

気象衛星の映像も見ましたが、火山が噴火して、噴煙がぱあっと広がって、その後同信円状に灰色の影が広がっていきます。ということは、日本だけではなく、アメリカやペルーなんかでも何かあったのでしょうか。ネットニュースではそこまでは追えていなくて、こういう時、やはりテレビの情報量というのは多いのかも、と思いますね。過剰な時もありますが。

1995年に阪神・淡路大震災があって、東北の大地震があって、コロナで、それで今度の津波。自分が知らないだけなのかもしれませんが、その前ってこんな自然災害のようなものってあったんだろうか、と思ってしまいました。関東大震災以降で。あっと息を呑むような災害ですよね。阪神・淡路大震災の時の、高速道路がぐにゃりと曲がっている映像は衝撃的でした。今回のトンガの火山の噴火も、1000年に一度、と書いてあるニュースもありました。もちろんこんなことがしょっちゅうあったら困りますが、地球が変化の時を迎えている、というようなことってあるんじゃないだろうかと思ってしまいます。地球も生き物なんですね。

とりあえず、今日の午後には警報や注意報も解除されていたようで、よかったですね。これからいろんなことがわかってくるのでしょうか。

ひとつぶは今日もたくさんのお客様にご来店いただいて、良い1日でした。明日は月曜日。皆様は新しい週の始まりですね。私は今週の終わり。明日は世界中穏やかな1日になりますように。それではおやすみなさい。また明日。