喫茶と読書 ひとつぶ

20210608

おはようございます。朝からものすごい晴天です。今日は冷房入れるかもしれないですね。

さて、昨日分の日記です。素晴らしい1日でした。朝から雨の日の珈琲さんとTribalcacaoさんにて仕入れ。コーヒーの話、チョコレートの話。毎回面白いです。そして、エネルギーにこちらも力をいただいています。ありがとうございます。

そこからひとつぶに物を置いて日比谷へ。『アメリカン・ユートピア』です。お昼はpivoさんでカレーを頂こうと思ったら、お休みされていました。これはとてもショック。よいことばかりの昨日の中で、唯一がっかりだったこと。緊急事態宣言下で、お休みしているお店も他にもたくさん見かけました。代わりに、多分通常はランチ営業されていないのではないか、というようなちょっと高級な感じの個室の居酒屋さんで和風のランチ。久しぶりにお魚を食べました。

それからミッドタウンとかをうろうろしていたら、ヴェンダースのすごくいい写真集を見つけました。『パリ、テキサス』という映画がとても好きで、やっぱり切り取った風景もずっと見ていたい物でした。でも、ここは一旦我慢で、と思いながら映画館へ。

『アメリカン・ユートピア』最高でした。楽しかった。実は私はそれほどデヴィッド・バーンは好きではありませんでした。見ながら何でかなーと考えていたんですが、多分明るすぎるのかなと。暗くて寂しいのが、多分体質にあっていて、この人の音楽は希望や意志に満ちていて、眩しすぎる感じがしたんでしょうね。でも、こうやってライブの映像を見ていると、もう楽しくて、体が動きそうになる。ちょっとユラッとしながら見ていました。

1曲づつ、デヴィッド・バーンが前説みたいに話をするんですが、これがまた素晴らしい。音楽そのものの、意志に満ちた方ですね。そしてショーマンですね。体力、気力、演出も素晴らしい。観客に嫉妬するほどでした。今週の木曜までみたいなので、見られる方はぜひ。

余韻に浸りながら、もう一度書店に戻って、写真集買ってしまいました。欲しいものは手に入れよう、好きなことしよう、みたいなとても元気な気持ちでした。

心に栄養をたくさんもらった1日でした。休日はこういうふうに過ごしたいものです。それでは仕込みに戻ります。本日9日、よろしくお願いします。ではまた夜に。