喫茶と読書 ひとつぶ

20210225

こんばんは。ジェフ・エメリックの『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』読了しました。良い本でした。ジェフ・エメリックの主観でのビートルズの姿なので、一部分ではあるのでしょうが、思い描いていたのと一致するところもあり、そうだったんだと思う所もありで、本当に面白かった。今までこういった本を読んだことがなくて(あんまり信用できないような気がして)、人間関係や性格的なことみたいなところは、やっぱり本当のところはわからないとは思いますが、ミュージシャンとして、どういうところにこだわったのかとかが読めたのはすごくよかった。ジョンが自分の声を嫌っていたというのは、ラジオでも聞いていたけど、不思議ですね。翻訳もよかったし、元の文章も多分とても冷静で良いものだったんだろうなと思います。

そして、この本は自分でも買わないと、と思って調べたところ、amazonでとんでもなく高くなっているんですね。そこまではなあ。版元を調べると、品切れになっていますが、重版未定にはなっていないので、ビートルズの映画をやる頃には、また出るのではないかと思っています。それまで我慢します。もともと白夜書房で出版されていたのですね。今は河出書房新社。河出様、重版よろしくお願いします。

この勢いで、ジョージ・マーティンのも読み始めようと思います。恥ずかしながら、ブライアン・エプスタインとジョージ・マーティンが区別ついていませんでした。5人目のビートルズはブライアンでしたっけ?wikiで今調べたところ、どちらもそう言われていたみたいですね。他にもたくさんいるみたいです。ジェフ・エメリックの本を読むと、初期の頃のジョージ・マーティンの影響というのはかなりあるような感じなので、本を読むのが楽しみです。ポールともかなり打ち合わせをよくしていた人みたいなので、ビートルズの音楽におけるポールの役割みたいな所も、どう書かれているのか興味深いです。

前にも書きましたが、ビートルズは高校生の時にすごく好きになりました。何がきっかけだったかよく覚えていないのですが、曲が、というよりは現象としてすごく興味があったのを覚えています。ステージであの4人が演奏して歌っているのを見ながら、女の子たちが叫んで失神してしまう。その熱狂がものすごく面白かった。変なきっかけなんですけど、そこからなんですよね。そして思い出したんですが、私は最初に赤盤、青盤と言われる前期と後期のベストアルバムを買ったのでした。そのあとファーストから買っていきました。確認していませんが、赤盤青盤にはアルバムの未収録曲も入っていたんじゃないかな。それで全曲網羅ができたような気がします。シングルのB面曲とか。あと、何で手に入れたのかわからないけど、ドイツ語バージョンのShe Loves Youとかの録音を持っていて、(カセットテープに録音していたんだと思う)割と好きで良く聞いていた覚えがあります。英語バージョンより好きだった。

さて、本日もご来店いただいた皆様、ありがとうございました。皆様に便乗して、私もみっちり読めました。良い時間でした。明日は雨も降るのかな?乾燥しているので嬉しいですが、寒いのはいやだなあ、と思ってしまいます。ストーブの灯油、今日最後の分かなと思いながら買いました。しまう前にメンテナンスもしないといけませんね。それではまた明日。おやすみなさい。