喫茶と読書 ひとつぶ

20210211

朝はラジオを聴いていることが多いのです。今日は日曜日の夕方のバラカンさんの番組を聴いていました。バラカンさんの穏やかな話し方、なのにけっこう鋭い社会への目線が、とても好きです。私もこういうふうでありたいなあといつも思っています。かかっている曲がどれも好きというわけではないのですが、毎週聴いています。

今週は割と前半は好きな曲も多かったりして楽しかった。そして、今発売されているBLUTUSの音楽と酒という特集で、バラカンさんが綴じ込みのところで自分がバーをやるという設定で音楽を選んだりしているということです。もともとこの特集はちょっといいなと思っていて、でも、どうしようかなと迷っていたんで、もう絶対買おう!と思いました。バラカンさんが選曲しているバーなんて、とても行きたい。いつか実現して欲しい。今日は買えなかったので、明日絶対買います。

YMOの曲もやっていて、そう、バラカンさんはYMOとも関係が深いのですよね。私はそこらへんよく知りませんが。その頃はテレビにも出ていたりしたんじゃないかな。私がピーター・バラカンっていいなと思ったのは、『魂のゆくえ』という本を読んでからです。そこに紹介されているCD全部欲しかったです。

さて、そして今日は『死に山』読了しました。面白かった。最後にトレッカーたちの最後の1日の架空のドキュメンタリーが書かれているのですが、これが迫力。それだけの取材をして、いろいろな材料を集めたからこそ描けるものなんでしょうね。たいへん面白いノンフィクションでした。興味本位なところもどこかにあって読んでいたけど、9人あるいは10人の若者のことをとても身近に感じることができた気がします。

さて、本日は本当にたくさんの皆様、ご来店いただきありがとうございました。久しぶりにお顔を拝見した方もいて、やっぱり嬉しい。こんな時期なのでなんとなく心配もしてしまったり。みなさんがいい時間を過ごしてくださったと思っています。明日も朗らかな良い1日でありますように。あ、この朗らかという言葉は、今日ラジオで聴いていい言葉だなと思ったので、使ってみました。それではおやすみなさい。