喫茶と読書 ひとつぶ

20210106

緊急事態宣言が発出されました。期間は2月7日、首都圏の4都県です。飲食店には夜8時までの時短営業が求められるようです。罰則も検討されているようです。

今日は都内の新規感染者は1500人を超えました。数字で見るとぎょっとしますね。首都圏の中では比較的感染者が少なかった千葉県も300人を超えました。指数関数って本当にすごい。増加するスピードが速くなっています。

本当に疑問なのですが、こういう事態になるだろうことは、結構みんな危惧していたと思うのです。お茶の間レベルで。専門家や国を取り仕切る立場にある先生方がわからなかったはずはないですし、シミュレーションもあったはず。なぜそれは伝わってこなかったのだろうと思います。12月の頭くらいに、危ないんじゃない?ってヨーロッパの様子などを見ていて、みんな思っていたはず。クリスマス、年末、お正月大丈夫?って。感染者数が目に見えて増えてくる前に、今このくらいだと、2週間後には最悪こうなるかもしれない。そうしたら医療崩壊がくる。だから外出をやめてください、というようなことが、なぜ言えなかったのだろう。言わなかったのだろう。年末から年始にかけて、春くらいによく見た感染症の専門家の先生をまたテレビでよく見るようになった。なぜもうちょっと早く専門家の人の話を流さないのか。そして、政策に反映させないのか。本当にわからない。なぜいまでもまだオリンピックは絶対やることになっているのか。誰が望んでいるんだろう?そこまで固執する理由ってなに?はてなマークばかり。政治ってそんなもんだよって、知ったかぶりはしてはいけない。

ひとつぶは今日から時短営業をすることにしました。要請より2日早いのですが、規模の小さいひとつぶだから早めに応じることができるし、本当に有効なことなのであれば、早ければ早いほうがいいと思うからです。本当に有効なの?とは疑問に思います。でも、危機感はやっぱりある。このお店の中で、誰かから誰かに感染が起きることはあってはならないのです。

乾燥した、寒いこの冬の間、耐え抜きたいと思います。お客さんがいなくなって、泣きたくなるようなこともあるのかな。怖い。暖かくなって、雨が降って、桜が咲いて、少しほっとできたらいいなと思います。ひとつぶを守ります。頑張りましょう。応援よろしくお願いします。

さて、今日はそんな日だったにもかかわらず、また、とても寒い日だったにもかかわらず、たくさんお客様が来てくださいました。本当にありがとうございます。一日気になってツイッターやニュースアプリばかり見ていましたが、ふと顔をあげると、読書をしていたり、お仕事に没頭されている皆さんの姿が見えて、とても励まされました。ありがとうございました。それでは今日はこれで帰ります。なんだか遅くなってしまった。自分も早く帰るようにしないといけないんだろうな。それではおやすみなさい。また明日。