喫茶と読書 ひとつぶ

20201125

アップルタルトの勢いが止まりません。と言っても、ほかのお店みたいにガンガンではないですよ。でも、ひとつぶ基準では梨ソーダを超える勢いかもです。ありがとうございます。諦めないで、やってよかった。まだしばらくは続けるつもりなので、ご都合の良い時に食べにきてくださいね。

アップルパイって小さい頃から憧れがあったのを覚えています。小学生くらいの頃って、ショートケーキしかなくて、いつくらいだったか、モンブランが登場したんですよね。母親がモンブランが好きだったのは覚えている。そういう「ケーキ」とは違う、「パイ」というものに憧れていました。『みきとアップルパイ』というマンガもあった。そのアップルパイは、ツヤツヤあみあみのやつです。

母親が割とお菓子を手作りするのが好きで、よくマドレーヌを作ってくれました。家に帰ってきて、甘い匂いがするとすごく嬉しかった。でも、パイはさすがになかったかな。シュークリームはやってくれた気がするんですが。

中学生の時に、non-noを買ったら、アップルパイとビスケットの作り方が載っていました。これがどうしても作りたくて、母親監修のもと、作りました。それが美味しかった!これは今ひとつぶで出しているものに近いですが、上も同じきじで覆っていて、バターではなくてラードで作るので、もっとサクサクしていました。黒糖を使っていたような気がする。だからりんごも甘くてこっくりという感じでした。ビスケットも、今思うとあれはスコーンだったと思います。こっちの方が簡単だったので、割とよく作りました。その記事は、引越しする時にちゃんと切り取って、ノートに貼って保存しておいて、子供が小さい時にも作ったりしていました。つい最近もあのノートを見た気がするのですが、この間探したら見つからない。

この日記にも書いたように、ネットで似た感じのものを探して作って失敗して、もう来年かな、と思っていたのですが、気になるレシピがあったので、作って見たらビンゴでした。よかった。やっぱりアップルパイ(タルトですが)はみんな好きですよね。すごく思いました。

私はお料理やお菓子の達人ではないので、本当に基本的なことしかできないのですが、それでも美味しいと言ってくださるお客様がいて、とても嬉しいです。

本日も、冷たい雨の中、ご来店くださったお客様ありがとうございました。いよいよストーブや膝掛け、湯たんぽの季節でしょうか。店内にあるもの、お好きにつかってくださいね。

今日は『コーヒーの歴史』だいぶ進みました。これからコーヒー危機のところです。やっぱり現代に近づいてくると、ネスレやドトールなんかも出てきて、面白いです。それではまた明日もよろしくお願いします。皆様暖かくしてお休みください。