喫茶と読書 ひとつぶ

20200927

本日もありがとうございました。ご来店いただいた皆様、感謝いたします。そして、「ひとつぶの読書週間」へのご参加もありがとうございます。まだまだ10/11まで続きます。せっかくの機会なので、ぜひご利用ください。また、遠方の方も、#ひとつぶの読書週間 でご投稿ください。楽しみましょう。

さて、一昨日だったと思うのですが、お客様から私のブログに書いているのは、これじゃない?と教えていただきました。

文字を数字に当てはめて、それを羅列すれば1冊の本が整数になって、宇宙までずっと伸びる線分の1点がその本を表す、というようなことを書いたのですが、なんと、村上春樹さんの『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』に「百科事典棒」という名前で紹介されていました。厳密にいうと、ちょっと違うのだと思うのですが、ほぼ同じ。でも時代的に私がこれを知ったのは、もっと前だったし、先生が宇宙まで伸びる棒があって、ということを言ったのを覚えているので、これで知ったわけではない気がします。多分。でもこういう話は本当にあるんだ、と思いました。ただし、やはり現実的には難しいようです。そして、教えてくださったお客様に感謝。数字に当てはめても、うまくいかないんじゃ?と思っていた疑問も、村上春樹さんの明快な説明で、可能なことがわかりました。文庫本だと下巻の125ページです。これ、なんかロマンを感じる。本当に不可能なんだろうか?

そんなこともあったので、もう一度この本を読み返してみようと思いました。私が村上春樹さんの小説がいいなと思ったのはこの作品からなのです。ここから村上春樹さんは繰り返し同じことを書いているような気がするのです。それだけ、この作品で世の中に剥き出しになったものが、大きいのだと思います。しばらく読んでいなかったけど、再読してみようと思います。

今日はビートルズのFMは聞かなくて、草野マサムネのロック漫遊記を聞いていたのですが、最後の5分くらいビートルズの方にしていて、多分そのままなんですが、クリーピーナッツの人たちが、ものすごく熱く語っている。DJの大会のことを話していたけど、まるでスポーツの大会の話みたい。結構面白い。真面目だ。

それではまた明日、よろしくお願いします。おやすみなさい。