喫茶と読書 ひとつぶ

20200911

本日も無事営業を終えました。ご来店くださった皆様、ありがとうございました。毎日お客様に来ていただけるということが、奇跡のように思えます。ありがたい。ひとつぶを持続させていきたい、本当にそう思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

昨日やります、といったスパイスのセット。今日結構遅い時間でしたが、やりました。ちょっと光ってているので、わかりにくいと思いますが、1人前づつ小分けにしたものです。スパイスって見た目可愛いですよね。特にスターアニスとかシナモンは飾っておきたい。チャイを作る時に、小さいボールに、カルダモン、シナモン、クローブをセットしているのですが、これも可愛いです。

昨日、自分のカレーは美味しいというようなことを書いていましたが、おいしいと思います。が、これって何カレーなんだろう?本格的なインドとかのカレーではないし、ホテルで食べるようなカレーでもないし、家のカレーとも違う。スパイスカレーとすらっと言っているし、間違いではないのでしょうが。

ひとつぶで、割と皆さんが手に取る本ですが、印度カリー子さんの『ひとりぶんのスパイスカレー』という本、それが始まりでした。ずっと前にスパイスでカレーを作ったことが何回かありましたが、それはうろ覚えで、なにをもとにして作ったのか、全くいまでもわかりません。しかもそのうち1回は塩を入れ忘れ、家族から非難を浴びました。忙しいこともあって、スパイスカレーのことはすっかり忘れていましたが、ある時、ふと書店で印度カリー子さんの本を手に取り、簡単そうだなと思って作ってみたのです。スパイスも3種類だけで、1人前から作れるという気軽さ、グレービーさえ作ってしまえば、その後いろんな応用が効くみたい、というのがいいなと思ったところです。やってみたところ、初めは玉ねぎの炒め不足だったようで、シャバシャバになってしまいました。でも、味自体はとても美味しかったので、すぐにリベンジ。東京カレー番長のホームページもすごく参考にしました。それから何回も何回も作っているうちに、スパイスの調節をし始め、他のスパイスも入れ始め、ということをやって、今に至っています。水野仁輔先生の本も分厚いのを購入し、ただいま手元において勉強中です。

だから私のカレーは、印度カリー子さんが根底にあり、東京カレー番長風にアレンジ、水野仁輔先生のエッセンスを振りかけた、というような感じです。これはあくまでもメソッドの部分で、スパイスについてはだんだん自己流になってます。

またカレーについてになってしまいました。今カレーにはまっているんですね、と軽く流してくださいね。おいしいものは正義。

それではみなさん、また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。