喫茶と読書 ひとつぶ

20200820

ひとつぶの席を一つづつご紹介するひとつぶの席シリーズ、完結しました。ひとつぶのホームページトップから、各ページにいけますので、ぜひ読んでみてください。そのうち、コーナーをちゃんと作ります。

席をご紹介するといいながら、ちょっと自分語りのになってしまい、その席のそばに置いてある本の思い入れみたいなものを書いてしまいました。書き進めるうちに、買い逃していたものとか、新たに欲しくなってしまった本とかが出てきまして、また物欲が。本に関しては、ブレーキが効かないところがあるので、気をつけないといけません。

でも、今になって手放してしまった本のことや、買おうと思いながら買わなかった本のこととか、後悔していたりするんですよね。うじうじと。ひとつぶにある本は、全て蔵書ですか?読んでるんですか?と聞かれることがあるのですが、蔵書ではあります。全ては読んでいません、というのがお答えです。全く読んでいない本はないですが、読もうとして断念した本はたくさんありますし、すっかり内容を忘れてしまったものもあります。さすがに、この本買った記憶がない、というものはほとんどありませんが、文庫本で何冊かあったかも。もしかしたら、家族の本なのかもしれません。

そういう意味では、やはり1冊1冊に思い出はあって、いつ頃、どんな時に買ったのかなんとなく覚えています。本を買う時は、その本の持っている世界を垣間見たくて仕方がない、ということが多くて、ガツガツしています。だから、変にお金を使うつもりで本屋に行くと、ちょっとした興奮状態になって、買いたいものがどんどん出てきてしまって、収拾がつかなくなって、優先順位がわからなくなってしまいます。興味が絞られているときは、まだいいのですが、自由に1万円本を買っていいよ、みたいなことになると、ちょっとおかしくなります。

そんな感じで私のところに集まってきた本です。もともと古本だったり、保存状態が悪かったりしますが、それなりに大切なものです。今の所、ひとつぶのお客様は、みなさんそれをわかって来てくださっていると思います。ありがたいことです。

週末は涼しくなる予報なのでしょうか?期待してしまいます。あ、インスタとツイッターではすでに告知させていただいていますが、今週の日曜日、8/23は貸切のご予約があるため、16:00の開店とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

それではまた明日。おやすみなさい。