喫茶と読書 ひとつぶ

20200802

初台と下北沢にある、fuzkueさん。何回かこのブログにも登場している、非常に尊敬しているお店なのですが、店主の阿久津さんが日記を配信していて、私も購読しています。この方が、本当に素晴らしい方で、日記を読むと、自分を振り返って見て、不甲斐なさに落ち込むのです。それで、日記は土曜日に配信されているのですが、落ち込むのが嫌で週の半ばくらいまで開かないことが最近多々あるます。今週も今日まで読んでいませんでした。それでもちょっと今日はいいこともあり、メールを開いて読見始めました。すると、あちこちでぐっと込み上げて来るものがあり、またまたすごい方だなと思いました。あの、本当にfuzkueさんについては、まとめて書きたいと思っているので、それまで待ってください。あまりにも尊敬しすぎていて、まだまだまとまらないのです。実は、『本の読める場所を求めて』も買ったのですが、怖くて読めないのです。もろに影響を受けてしまうので、怖いんです。

言い訳ばっかり言いながら、とにかく配信された日記に、ぐっときたことが言いたくて。お店をやっている人ならきっと誰もが感じること、不安や恐れみたいなものが、とてもわかりやすく表現されていて、そう、そのことなのよ、って共感して、しかもそれに対してどうしたのか、どういう問題点が残ったのか、というようなことがとても整理されていて、率直で本当にすごい。

私も今ひとつぶの店主なわけですが、毎日ひとつぶから学ぶことが多い。そして、自分がなんて未熟なんだろうと思うこともたくさん。自分のお店なのだから、全ての責任を持たないといけないのに、疑問に思ったことをほったらかしにしてしまったり、後回しにしてしまったり。それは全て後に響いてくる。何かがあったら、その場で対応していかないといけないのに。

そんな反省ばかりの毎日なわけです。そして、そんなひとつぶだけど、今日もお客様が来てくださって、本当にありがたい。どんどん常盤平が好きになっていきます。常盤平にも、ひとつぶを好きになってもらいたい、そんな気持ちでまた明日も、回転します。またよろしくお願いします。おやすみなさい。