喫茶と読書 ひとつぶ

20200921

本日もありがとうございました。今日は長い時間滞在してくださるお客様で、みなさん集中されていて、自分もカウンターの裏で一緒になって読ませていただきました。静かに時間が流れる中、夢中になって本を読んでいる人たち、の中に参加できてとても幸せでした。お金のこととかね、本当は入力とかしないといけないんですけど、今日はいいか、って思いまして。

さて、明日は火曜日ですが営業します。連休最終日、ゆっくり体を休めながら、本を読んだり、考え事したり。ぜひひとつぶへ来てください。

連休明けには価格を総額表示にしたメニューに変更します。ほとんど変わりませんが、10円もいらないような価格に丸めています。高くなるものは多分ありません。やっぱり総額表示に疑問はあるので、税抜き価格も一応表記しようと思っています。それで手直ししているのですが、確かに見づらいですね。やっぱり消費税、いらないのでは?と思ってしまう。わかりづらいし、やっぱり10%って、結構高いですね。レジの方も手直しがあるので、水曜日はそんな作業をしよう。

ディストピア小説の方も、今日もそんなわけでがっつり1冊読み終えてます。村田沙耶香さんの『消滅世界』。家族、愛情、性。これらはディストピア小説のなかで、とても大切なワードです。それだけ人はこういうものに苦しんで生きているということなのでしょう。苦しまない=幸福という単純な図式の中で、追いやられていくもの。そして奇妙にドライで清潔な未来。「母」の存在が私にはまだ飲み込めていないです。少し時間をおいて、再読したいです。

いよいよザミャーチンの『われら』に取り組みます。少し読み始めたけれど、すごく面白いかもしれません。それではまた明日。おやすみなさい。