20251012
こんばんは!夜になって、外から周期的に同じ歌が流れてきます。どこかでアニメの一気見でもしているのかな?と思っていましたが、どうやらまねきねこさんみたいです。扉が開いているためなのか、結構な音量で歌が聞こえているけど、これ毎日だったらちょっと嫌かも、という感じです。
さて、今日は連休の中日。売り上げは昨日よりは落ち込むだろうと思っていましたが、終わってみればそうでもなかったです。でも、体感はかなり違いました。昨日は開店からの1時間がすごくて、てんてこまいってやつでした。でも、そのあとはパタリと静かになり、また夕方になってから少しお客様が続いた感じでした。今日は2時間くらいはかなり静かで、3時過ぎくらいからゆったりと、という感じでした。同じくらいの売り上げでも、凝縮されるか、拡散するかでだいぶ違いますね。どちらがいいとも言えなくて、一番恐ろしいのは、これが組み合わされると、もう休みなし、という感じになります。そういう意味では、二日ともタイプは違ったけれど、疲労困憊という感じではなかったので良かった。
今日は早めの時間に落ち着いて本を読めました。今読んでいるのは『ゾミア』です。ジェームズ・C・スコットの名著です!ものすごく分厚くて、2段組なのでだいぶ時間がかかっています。実は9月28日から読み始めました。内容はみすず書房のHPからいただくと『アカ、カチン、フモン、ラフ……。様々な人々が独自の社会を築いたインドシナ半島の奥地、ゾミア。この深い山中の民族文化や生業は、国家を回避するための戦略だった。世界の自由民たちが息づくグローバル・ヒストリー。』というわけです。ゾミアと呼ばれる地区の住民たちは、平地で展開される農耕社会や統治から逃れた人々だった、という話です。一般的には、このような民族は文明社会から取り残された、今の私たちの原型である、というように思われていますが、実はそうではない、ということみたいです。
今、多分本文の半分くらいまできたのですが、まだゾミアの社会にはたどり着いていなくて、なぜこのようなことが起きたのか、という歴史的な推移をいろんな地域について読んでいます。もうそろそろ、彼らがどんな社会で生きているのか、というところに行くと思うんですが。それが早く知りたいー。
同じアジアの国々なのに、タイやビルマ、カンボジアやベトナムのことなどは本当に知らないんだなと思いました。たくさんの王朝が生まれたり消えたりしていたんですね。
さて、それでは帰ります。また明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。