20250417
こんばんは!今日から暖かいということだったですが、店内はそれほどでも、という感じでした。中にまで暖かさが染み込んでくるのはもうちょっとかかるのかもしれません。
さて、火曜日に、弾丸京都行ってきました。二条城のキーファー、見てきました。行ってよかったと思います。京都は、平日だったせいか、それほどの混雑に巻き込まれることもなかったです。もっとも、人がたくさんいるところには行かなかったからかもしれません。
二条城は、さすがにインバウンドの人がたくさんいて、門の前で記念撮影している人とかも大勢。ところが、門を潜ると左は二条城の二の丸、右はキーファー展。ほとんどの人が左に行きます。そんなに混んでないのかな、と進んでいくと、受付がありました。チケットを買って進んでいくと、もうそこには作品が。本当に人がいなくて、独り占めでした。屋内に入ると、すぐにまた大きな平面作品がありました。薄暗い空間の中に、自然光で見る色は本当に綺麗でした。また、通常の美術館ではあり得ないほど近くで作品を見ることができて、とても幸せでした。興奮して、ディテイルの写真ばっかり撮ってしまって、後から見ると、どの作品のどこを撮ったのか、今ひとつわからなくなってます。でも、色彩や筆致がとにかく美しくて、眺めていると気が遠くなります。原爆がモチーフだったり、金の小麦の中に潜む蛇だったり、邪悪なもの、人類の罪がそこに表現されています。それなのに、なぜあんなに美しいのだろうか。それが、希望であるといいなと思います。
ここまできたなら、と、二条城も二の丸だけ見てきました。初めて入ったのですが、それはそれは豪華絢爛でした。ただ、ほとんどが模写だったので、それは残念。あのように、美術作品に囲まれた空間、全然違うのですが、フランスなどのお城のお部屋をちょっと思い出しました。古今東西、権力のある人のやることは似ているのかもしれません。ただ、ヨーロッパのお城の壁には、肖像画がたくさんあるけれど、日本のお城には花鳥風月しかなかった。これは文化の違いなのでしょうか。
二条城を後にして、その後は喫茶店と本屋さんに行きました。どこに行っても、同じことばかりしていますね。そして、16時前には京都を出発。あっという間の1日でした。キーファーの図録がずっしり重かった。
さて、それでは帰ります。重い図録を一日持ち歩いたせいなのか、腰が重いです。なんか昨日からサボりたい気持ちが大きくて、どうしてかなと思ったら、腰のせいでした。健康大事ですね。ではまた明日。おやすみなさい。