喫茶と読書 ひとつぶ

20240830

こんばんは。台風はどうなっているのでしょう。今常盤平は健やかに虫が鳴いています。このまま消えて無くなってしまうといいですね。もうすでに九州や神奈川などでたくさんの被害が出ています。皆様のお住まいのところは大丈夫でしょうか?

昨日は川村美術館のことを書きましたが、この夏、もうひとつの衝撃がありました。それは柏のジュンク堂が閉店してしまうということです。これはもうちょっと前に発表になっていましたね。その時も、え、となって、脳みそストップ、でした。それほど頻繁に行っていたわけではないのですが、時々のぞいていました。柏にはもうくまざわ書店しかなくなってしまいます。寂しいです。

火曜日にこれが最後になるかもしれない、と思いながらジュンク堂に行ってきました。最初に人文関係のところ、そして文学の棚へ。ここの外国文学の棚には、ピンチョンの全集がずらっと並んでいて、いつかは全部買おう、と思っていました。そんなことを思い出すと、これを失ってしまうのか、という気持ちが湧いてきて、すごくセンチメンタルになりました。売り上げにもそれほど貢献していない私なのですが、どんな本が並んでいたのかとか、自分が一生懸命見ていた棚はなんとなく覚えていて、それがもう永遠に見られなくなる、と思うと、とても悲しくなりました。

柏のジュンク堂は、岩波文庫とか平凡社ライブラリーの棚がとても充実しています。講談社の文芸文庫とかね。新書もすごい量あります。文庫と新書に割いているスペースが多いです。ここで見つからなかったら、絶版になっているかもしれないな、と思いながら探したりしていました。

川村美術館、ジュンク堂、ジーナ・ローランズ。私の好きな場所、好きな人がどんどんいなくなってしまいます。とても悲しい夏です。そう、アラン・ドロンも亡くなりましたね。

なんだか二日続けて悲しい内容ですみません。歳をとるってこういうことなんだろうか?

それではまた明日もよろしくお願いします。おやすみなさい!