20240617
こんばんは!先週も確かそうでしたが、夕方になってたくさんのお客様がご来店くださいました。月曜日は夜が一番混んでいる。不思議です。ありがとうございました!
さて、このところ恒例の欲しい本の紹介です。これをやると、なぜか物欲が少しおさまって、ここにあげた本は買わずに、他の本を買ってしまうという現象が起きています。
今回は写真も入れてみました。紹介の文章(これはXから引いています)の下にある本屋さんの名前をクリックすると、Xのポストが開きます。
ロッコク・キッチン 川内有緒:ロッコク・キッチン・プロジェクト 食の記憶を探して、福島の浜通りを旅した国道6号線をめぐる12編のアンソロジー。車を走らせ町を訪ね歩きながら、そこで出会う人々の「食」にまつわる記憶と共に、人々の人生や土地に根付いた物語を聞く。
私、この本すごく気になっているらしく、ブックマークに2回入っていました。国道6号線=ロッコクは松戸や柏市民にとって、身近な国道ですもんね。
長らく切らしておりました『庄野潤三の本 山の上の家』を4年ぶりに重版しました。美しい写真あり、心に残る随筆あり、全著作案内あり、の楽しい本です。現在神奈川近代文学館で開催されております庄野潤三展とともにお読みいただけたら嬉しいです。今回でなんと5刷。夏葉社の隠れたロングセラーです。
夏葉社のポストを往来堂がリポスト
私がみたのは往来堂さんのリポストでした。これは買いたい。この表紙の写真、すごくいいですね。
Recommend
アンナ・カヴァン「眠りの館」 他者や世界の不確実さ、父母との複雑な関係性、消えない不安と孤独から少女が逃げ込んだ、時に優しく、時に残酷でグロテスクな夢の世界。今にも壊れそうな儚さのなかに、強靭な精神と溢れる想像力を宿した異色の自伝的小説。
これは紀伊國屋でも見かけていて(先週はなかったかも)気になっていました。アンナ・カヴァンは『氷』が挫折していて、それを読んだら他のものに手を出そうと思っていたけれど、見るたび欲しいなあと思う本。
徳井いつこ『夢みる石』(創元社) 宮沢賢治、ユング、オキーフ… 石に魅入られ、石に耽溺する人々の逸話を集めたエッセイの名著『ミステリーストーン』(筑摩書房)1997年が新装復刊です。 本書を読むうちに あなたも石に魅入られ その世界に取り込まれてしまうかも… そんな魔力?を感じる一冊です。
これは気になる気になるぞ。装幀も美しいし、面白そうです。賢治にユング、オキーフとは!
今週はこんな感じでした。他にも安西水丸さんの本を見かけたのですが、すごく小さい画像だったし、詳細がわからなくて断念しました。
最近思うのですが、私は装幀がきれいな本にとても弱いです。本屋さんでも、棚を眺めていて、装幀が気になると手に取ってしまう。逆に装幀が目に入らないと内容が良くても見逃している可能性が高いです。
木曜日からのメニューは、カレーはキーマカレー、スープは参鶏湯再びです。おやつはトライバルカカオさんのガトーショコラの予定。他にプリンとスコーンです。またよろしくお願いします。
それでは帰ります。おやすみなさい。