喫茶と読書 ひとつぶ

20240614

暑かったですね!今日の写真は今朝、結構早い時間です。燦々と日差しが降り注いでいて、思わず写真撮ってしまいました。夏ってこんなでしたっけね?さすがに今日は冷房を入れました。心地よくて、開店前にうとうとしてしまいました。

さて、今日はグレーバー先生の本、一応読了です。『民主主義の非西洋起源について』です。結論に入ったところで、かなり長くインターバルを置いてしまって、ちょっとあやふやです。まあ、これはいつものことか。でも、この本は割とわかりやすかった気がします。短いですしね。民主主義にテーマがキュッと絞ってあるので、良かったのかもしれません。

その後、ちょっと読み始めていた『痛みの<東北>論』を読んでいます。これ、すごくいいです。主に3・11の震災のことなのですが、中央と地方ということをすごく考えさせられます。家族が東北に行っていたり、親が長野にいたり。私は生まれは長野県、小学校と中学校は東京、そして高校でまた長野県に戻り、大学で東京、結婚して千葉、という遍歴があります。自分は東京にも地方にも属していない感覚があって、それだけに今住んでいる柏とか松戸とか、ここは自分にとても相応しい土地のような気がしています。

七夕に都知事選がありますが、コロナくらいからかと思うのですが、東京都というのは、他の県とは全く違うところなのだなと強く感じています。持っているお金の桁が違うし、住んでいる人、多分平均年齢とかも。都内に買い物に行くと、年齢層が違う感じがします。もちろん、買い物に行くような街だからなのでしょうけれど。住宅街に行けば、それなりに高齢者もいるのでしょう。自分の住んでいるこの松戸・柏界隈と、ずいぶん違うんだなあと感じています。そこで生きている人たちは、この首都圏とか、もっと遠く離れた地方のこととか、わかるのだろうか。目に入っているのだろうか、と思います。そういう感覚が、『痛みの<東北>論』で共有できているような気がしています。

さて、それでは帰ります。昨日、今日と、ギリギリな感じです。週末はどうなのだろうか。お天気も雨マークもついているし、低調な感じかもですね。それではまた明日。おやすみなさい。