ひとつぶの本
もちろんご自分の本を持って来て読んでください。書棚にある本で、気になるタイトルがあったら、ぜひ手にとってみてください。硬軟取り混ぜた感じになっています。大型本が手がついていなくて、もう少し他にもありそうですが、家の本を少し整理してまとめてみました。
独身者の機械、さえも
マルセル・デュシャンやF・カフカなど、「機械」という20世紀のキーワードをもとにまとめられた作品たち。30年ほど前に集めていたものですが、「機械」という概念がずいぶん旧いものになりました。それでもスチーム・パンクは人を惹きつけるし、アナログなものは残り続けています。電子とは違った生々しさを持つ機械たち。
- 東野芳明 マルセル・デュシャン
- フランツ・カフカ 城
- レーモン・ルーセル アフリカの印象
- ヴェリエ・ド・リラダン 未来のイヴ
- ミッシェル・カルージュ 独身者の機械、さえも 他
異国 エキゾチック
ヨーロッパやアメリカにはもちろん憧れていたのですが、それとは別に異国情緒=エキゾチックにとても惹かれていました。南の島や南米、アフリカとか。本を読むことの楽しさに、頭の中の旅行ってあると思います。
- 白石顕二 ポップ・アフリカ
- 山下マヌー お値打ちハワイ
- エドワード・W・サイード オリエンタリズム
- 田村史子 祭りと芸能の島バリ
- フランクリン・ピース インカ帝国
- C・バーランド アメリカン・インディアン神話
- G・S・ホーキング ストーンヘンジの謎
- ヴェロニカ・イーオンズ エジプト神話
- アイザック・ディネーセン アフリカの日々
ジョブズの軌跡
アップル製品にはずっと興味あったのに、やっと手にしたのはiPodから。iPhoneより先にiPadを触って、すごいものだと確信しました。(遅い)それからジョブズの闘病と死。アップルとiPhoneとジョブズのことを知りたくて本を読みました。
- ウォルター・アイザックソン スティーブ・ジョブズ
- マイケル・モーリッツ スティーブ・ジョブズの王国
- リーアンダー・ケイニー スティーブ・ジョブズの流儀
- ジェフリー・S・ヤング他 スティーブ・ジョブズ
チームという考え方
会社に勤めているときに、ささやかながら実践したりしてました。もっといろんな人を巻き込んで大きなムーブメントにしたかった。ひとりよりふたり。ふたりより三人。人が多いと大きなことが起きる。でも多くなればなるほどいろいろ難しい…。このテーマはもう少し勉強したかったけど、チームを離れてしまってしりつぼみになってしまった。
- フレデリック・ラルー ティール組織
- わざわざの働き方
- ダニエル・コイル 最強チームをつくる方法
イングリッド・バーグマン
もちろんヘップバーンとかグレイス・ケリーとか美しいと思うのですが、バーグマンになぜか心惹かれてしまいました。『誰がために鐘は鳴る』で涙を流すシーン、あんなに美しく泣ける人がいるなんて。娘のイザベル・ロッセリーニはD・リンチ監督の『ブルー・ベルベット』の美女です。
- イングリッド・バーグマン
- アーネスト・ヘミングウェイ 誰がために鐘は鳴る
- アガサ・クリスティー オリエント急行殺人事件
建築・住宅・インテリア
都市計画からインテリアまで、建築にまつわるものは本当に素晴らしい。建築は全ての学問と科学と芸術の結晶である。大きなものも素晴らしいと思うけど、住宅は身近なだけに図面を見ているだけでも面白い。写真も美しいものが多くて、建築の雑誌はとても好きだった。
- レイナー・バンハム 建築とポップカルチュア
- 原広司 住居に都市を埋蔵する
- 吉村順三 住宅作法
- 大橋歩 わたしの家
- トム・ウルフ バウハウスからマイホームまで