喫茶と読書 ひとつぶ

ひとつぶ さらに詳しく

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ひとりで居心地のいい空間

私自身、カフェや喫茶店を利用します。待ち合わせの時間の調整で利用したり、お友達と楽しくおしゃべりすることもあれば、待ち合わせの時間の調整で利用したり、もちろんご飯を食べたり、仕事の打ち合わせをすることもある。

いろんな場面があるなかで、自分が提供したい空間は、自分が街の中にあって欲しい空間はどんなものなのかを考えました。そして、それはひとりの時間を自由に過ごせて、ひとりが居心地のいい空間なのではないかと思いました。

ひとりでいることにリスクのない空間

普通のカフェで街の喧騒の中、本を読んでいて、隣の人が話していることがどうしても耳に入ってきて集中できない時ってあります。自宅で読めばいいのですが、やり残した家事が目について時間が細切れになってしまうこともあります。

ひとつぶはそうしたリスクのない空間です。ここではゆっくりと自分の好きな時間を過ごしていただきたいのです。集中するもよし、ぼんやりするのもありです。飲み物を片手に、お腹が空いたら軽食のご用意もあります。美味しいお菓子もあります。書棚に興味あるタイトルがあれば、どうぞ手にとってめくってみてください。

本を読むこと

私にとって、ひとりで過ごすということは比較的読書の時間とイコールのイメージがあります。映画やコンサート、美術鑑賞など他のアートとは異なり、本は複製されるもので、時間の制約もないため、どこでも楽しめるものだと思います。電車の中で本を読む人を、昔はよく見かけました。

fuzkueさんという素晴らしいお店が初台にあります。本を読む人のためのお店です。私も伺ったことがありますが、店主の阿久津さんに読書の時間を守っていただいている、ここでは本を読めることが最大の権利として保証されているという、ものすごい安心感に包まれました。ひとつぶは、そこまで本を読む人の安全性を保証できないかもしれません。私の中には迷いがあって、もう少し気楽な軽い空気感を作りたいと思っているからです。

書棚には私の持っている本を並べておきます。小説、詩、美術、建築、ビジネス書も、ジャンルはいろいろで、その時々に自分が興味を持っていたことに関わる書籍です。もしご興味がありましたら、ぜひ手にとって読んでください。自分の書棚を見られるのって、少し恥ずかしい気もします。

手芸、編物や刺繍など

手芸にはいろんな種類があって、特に最近は材料や道具もネットで入手しやすくなって、いろんな分野があると思います。編物とか刺繍くらいしか知らないのですが、基本的にコンコンというような音の出ない手芸であれば、作業大歓迎です。今日はこの2玉編み上げちゃうぞ!みたいな感じで足を運んでいただけたら、とても楽しい感じがします。ペットに邪魔されたりテレビを見ちゃったりしないので、捗るのではないかと想像します。

パソコンや仕事・勉強

ここ数年、私も仕事をするためにタリーズとかスタバに行くことがよくありました。なぜなのか、とても捗るのですよね。ひとつぶは電源ありますので、どうぞお使いください。

お仕事や勉強はともすればキーボードの打鍵音やペンの音などが他の方のご迷惑になる場合があります。その時にはご注意をする場合があります。

この分野は一番難しいなと思っています。集中する空気感が読書や手芸と少し質が違う気がするからです。ただ、全面的に禁止してしまうには自分の経験上寂しい気がするのです。カフェで本を読みながらパソコンにまとめていくとか、家ではなかなかできなかった資格の勉強をしたりしたことがあったからです。都内とはお客様の層が違うので、ガリガリとした雰囲気はあまりないかなとの希望的観測です。