喫茶と読書 ひとつぶ

20210210

今読んでいるのは『死に山』です。前からちょっと読みたいなあと思っていたのですが、いつも行く本屋さんの棚からいつの間にか消えていて、客注するほどでもないし、amazonで買うほどでもないし。みたいに棚を見るたびに思っていました。そうしたら、この間図書館で、ばったり。見つけました。やった!と思い、さっそく借りてまいりました。半分以上読み進んでいます。結構面白い。ノンフィクション、久しぶりに読んだかも。事件の不思議さ、ロシアという国、活力溢れる若者。ずんずん読みたくなる魅力に溢れています。

これを読み終えたら、また図書館に行きたい。『幻想文学大系』も借りたいし、ナルニアについての解説本もまた借りたいです。今手持ちの本は他に、トカルチュクが1冊。これはなんとなくとっておいている。楽しみに。それとお借りしているバロックの本が1冊。そう、これを読みたいですね。

このバロックの本は先日バッハのCDをお借りしたお客様が添えてくださったものです。その後何枚か聴いて、私はヴァイオリン協奏曲にちょっとはまったかもしれません。とても美しい。これをイヤホンで流しながら、『死に山』を読んでドキドキしています。1959年にソ連で起きた遭難事故。白黒写真のロシアの若者の写真を見ながら、美しいヴァイオリンの旋律を聴いている。なんだかすごいですよね。でもけっこう合っている気がします。運命の足音、みたいな感じです。

さて、本日もご来店いただいた皆様、ありがとうございました。初めてご来店いただいた方も、なんども来ていただいた方も、皆様にお会いできて良い日でした。開店して3時間近く、お客様がいらっしゃらなかったので、また負のスパイラルに落ちそうになりましたが、皆様に救われました。ありがとうございます。明日も、不足のないよう、仕込みます。頑張ります!よろしくお願いします。それでは本日はこれで帰ります。また明日。より良い1日になりますよう。おやすみなさい。