喫茶と読書 ひとつぶ

20260712

今日は昨日と一転、静かな1日でした。あれ?って思いましたが、これでいいのかもしれません。今年に入って、かなりシャカリキになっていたのですが、ふっと力が抜けて、いろんな道があるはずだなあなんてことを思いました。なるようにしかならないのですが!どういうお店にしたいのか、どんなものをメニューにしたいのか、追われるばかりでしたが、立ち止まって考えてもいいのかもしれません。消耗するばかりでもね、楽しくなくなってしまうし。なんてことをすごく深いところで感じました。

さて、そんな感じだったので、本もじっくり読めました。このところ読んでいるのは『オルレアンのうわさ』。真ん中くらいまで読んだのですが、実は途中でなんかよくわからなくなってしまっていて。それでも強引に読み進めていたんですが、主要なところが終わりそうで、これはいけないな、と思いました。そこで、もう一回初めに戻って読み始めています。まだ、わからなくなったところまで行き着いていないけど、もうすぐかな。

初めは、ミステリーみたいですごく面白かったのですけどね。難しいのは、これが書かれたのが1969年かな、実際のオルレアンのうわさがたったのも同じくらい。その時代の観点からなので、そのことを考慮に入れないといけないのです。女性が段々と家庭から独立していく時代なんですね。読んでいて思ったのですが、日本では敗戦とともに民主主義とか平等という観念が紹介されて、人々に教育されていきますよね。これは敗戦したから自分たちで勝ち取るまでもなく、アメリカから半ば強制的に降りてきたのだと理解しています。でも、ヨーロッパではこういう観念ってどういう経緯で広まっていったんだろうと思いました。なんか書いていて、あまりに初歩的なことのようで恥ずかしいですが、自分たちで考えて、勝ち取ったに違いないと思っていて、それっていつ頃のことで、どんな経緯だったのだろうか。フランス革命くらいに遡るのかな。そのくらい時間をかけてみんなで考えて戦って研ぎ澄ましてきたものなんですよね。

という感じで迷宮に入っています。別にそういう話が書いてあるわけではないのですけど、1970年代くらいって、日本でもウーマンリブとか女性の権利とか、すごく言われるようになったと思うのですよね。自分もその空気をなんとなく覚えている。どこで日本は追いついたんだろう。いや、まだ本質的には追いついていないんだろうな。

さて、それでは帰ります。一週間早いですね。明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。