20260307
こんばんは!今日はちょっと本を読む時間がありましたよ。『事実のあと』。この間まで、すごく難しくて、なかなか読み進められなかったのですが、今読んでいるところは、ギアツ自身の学生の時の話だったり、初めてインドネシアに行った時の話だったり、回想部分で、すごく読みやすく、面白いです。そして、結構日本の話が出てくるのが興味深い。日本が戦後、経済成長を遂げたことやもっと遡って江戸時代、明治などがちょこっと出てきます。世界史に日本が登場していたんだなあと思います。
その他にも、ちょっと読みながら笑っちゃったところがあったのです。引用しますね。
「人間科学のなかで人類学ほど、自らがなんであるかを自問し続け、『知の一分野』の描写というよりは世界観か信仰告白と思わせるような答えを出してきた学問分野はない。以前は相当はっきりと分け隔てられていた分野ー歴史学、哲学、科学、芸術ーが混淆して近年の研究生活は変容しているから、人類学者というものは何をしているべきかについて真正面から断定することはますます難しくなっている。人類学を概説する最近の書物の索引を見れば、先頭項目が『人類学の危機』であることも少なくない。」
!!!最後の一文、本当にそうですよね。20世紀末はかなり厳しい状態だったらしいですし。確かに、未開の地を探検する、というイメージがあって、そこを反進化主義によって封じられて、どんどん曖昧になっていったのではないでしょうか。私も娘に人類学って何?と聞かれても、なんかうまく答えられなかった覚えがあります。
さて、それでは帰ります。明日は日曜日。気合い入れていきましょう!それではおやすみなさい。また明日。