喫茶と読書 ひとつぶ

20251218

こんばんは!今日はブラウニーをたくさんご注文いただきました。今日から抹茶のブラウニー。金柑のシロップ煮をつけています。なかなかしっとりとしたいい感じのように思いました。端っこしか食べていないのですが。来週はまた普通のブラウニーにしますが、こんな感じにしっとりさせたい。

さて、火曜日と水曜日のお休み、今週はすごくアクティブでした。火曜日には予定通り世田谷美術館へ。さすがミナペルホネン。平日午前中というのに、結構人がたくさんいました。前回の現代美術館でやった時より、規模的には小さいのかもしれません。今回はミナを支える人、という視点に重点を置かれていたように思います。そういった人々のインタビューだったり、仕事の様子などを見ることができます。ミナペルホネン、というのは皆川さんのデザインだけではなくて、一つの産業として、たくさんの人が関わっているのだということを、改めて感じました。すごいことですよね。自分でお店をやっていて思うのですが、このやっていることを、人に伝えられる気がしないのです。料理も、接客も、いろいろな決まり事も。今は一人でやっているので、自分がどう思うか、ということだけで決められるのですが、これに他の人が関わってくるとなると、すごく難しいんだろうなと思うのです。

また、一番楽しかったのはリフォームのコーナーでした。昔買ったミナの服を、今の体型や流行りに合わせてリフォームするというものです。どれも、みんな愛着あるんだろうなというアイテムが、これまたすごく可愛く現代風に直されていて、羨ましかった。

そして、おそらく誰もがかなりの時間をかけていたであろう物販。目の保養でしたー。

それから用賀のヨスカさんでカレーを食べて、新宿の紀伊國屋で本を買って帰ってきました。途中三軒茶屋駅のアナウンスで、世田谷ボロ市を開催中、と言っていて、行きたいなあと思いましたが、この辺が体力のないところで、まあいいか、となりました。行ってみたかった。

そして昨日は、仕込みを終えて、千葉県立美術館へ。『オランダ×千葉 撮る 物語る』という展覧会です。清水裕貴さんという写真家の方と、オランダの写真家のコラボ展覧会です。オランダの方の写真はシュルレアリステックでなかなか良かったのですが、なんと言っても清水さんの展示がものすごく良かったです。これについては、詳しく書きたいので、今日はサラッと流しますが、松戸の戸定邸で保管されている徳川昭武の写真とそれに呼応するような清水さんの写真、そして会場にロールカーテンのように垂らされている幕に書かれたテキストが、とても良かったのです。そのテキストは、清水さんによるものらしいのですが、戸定邸の学芸員Kさんとのやりとりが素晴らしい。Kさんの資料に対する愛情、清水さんの写真に向けた情熱のようなものを感じました。

この二人のトークセッションが、今週の土曜日、明後日に千葉県立美術館で行われます。私は残念、本当に残念ですが行かれませんが、興味を持たれた方はぜひご参加ください。常盤平から京成千葉へ、そこからモノレールで千葉みなと駅、そこから10分ちょっと歩きます。その移動の価値はあると思います。戸定邸にご興味のある方もいらっしゃると思います。本当におすすめです!

なんと来週の火曜日には青山ブックセンターでこれは清水さんと大竹昭子さんとのトークですが、こちらがあるので、私はこちらに参加しようと思っています!

さて、それでは帰ります。休日に動きすぎてちょっと今日は疲れていたかもしれません。昨日の夜、ニトリでお正月に帰ってくる家の人たち用の掛け布団を買って、それを試してみたのですが、布団が変わると睡眠は浅くなりますね。暖かかったけど。今日は自分の布団で寝ます。それではおやすみなさい。また明日。