喫茶と読書 ひとつぶ

20251201

今年最後の月の始まりですね!11月のカレンダーをつけたまま営業してしまいました。とほほ。相変わらず締まらない店主です。

今日はなぜか夕方から忙しくなりました。最近、夜は静かなので、さて、そろそろ本を読もうかなというタイミングでお客様が途切れず。もう夜のひとつぶのことはみんな忘れちゃったのかな、と思っていたので、とても嬉しかったです。20:00までの営業としてしまいましたが、ご来店できるかた、またぜひいらしてくださいね。大塚は待っております。

昨日は21時過ぎに帰宅しました。そしてテレビをつけたら、NHKスペシャルの熊の特集をやっていました。思わず見てしまいましたね。私の夫は岩手県に、母は長野県にいます。どちらも熊の頻出場所。幸いどちらも何事もないですが、いつ何があるかわかりません。見ていて思ったのは、やはりここでも人材の大切さです。アメリカの例も出ていましたが、日本では長期にわたって、その地域の熊対策に取り組んでいる人が少ないようです。アメリカでは、数十年同じ人が担当していると言っていました。そのくらいの長い知見がないと、自然には立ち向かえないのかもしれません。人間のスケールを超えているのかも。

また、どんぐりなどの実が今年は凶作であることは、よく報道されていますが、凶作と豊作は交互にやってくる、ということもグラフでわかりやすく示していました。2013年を境に、それまで豊作の後に数年の凶作、というサイクルだったものが、毎年凶作と豊作を繰り返すというふうに変化しているそうです。先日チキさんのセッションでも熊の特集がありましたが、その時に出演されていた先生は、植物の不思議な生態を教えてくれました。どんぐりなどを実らせる樹は、意識的に凶作の年を作っているというお話でした。その理由は毎年どんぐりがたくさんなると、動物の数が増えてしまうから、ということもあるようです。今調べたら、他にも樹木自身のエネルギーを蓄えるためというようなこともあるようですが、はっきりとはわからないようです。ただ、その植物たちの意思決定によって、人間も含めた生態系にいろんな影響が出るということです。この話は、私は初耳で、とても驚きました。また、昨日の番組で2013年を境にそのサイクルが変化しているということも、ちょっと不気味でした。

さて、次の木曜日からのメニューです。カレーは豆のカレー、スープは鶏のポトフ、おやつはゆずはちみつのシフォンケーキ、プリン、スコーンです。シフォンケーキ、昨日焼いたものがまさかの内部に空洞いっぱいでした。早くもピンチです。外から見ると、すごくいい感じだったのに。精進します。そして、うまくいっていればですが、今お出ししているような生クリームのみのご提供と、あんこと生クリームを挟んでスコーンサンド、というご提供もしてみようと思います。

それではまた木曜日に。今週もありがとうございました。おやすみなさい。