喫茶と読書 ひとつぶ

20250613

今日は冷たいものがよく出ました。いよいよ夏ですね。来週はとんでもない気温の予報です。一気に季節が進みそうです。

この間文化人類学の本を読んで、調子に乗って、今度は美学だ!と思って読み始めた本があったのですが、3日ほど読んで、降参しました。美学は難しい。カントとかも理解していないと、読めないんでしょうね。放送大学の番組で美学を見たことがあるのですが、それもチンプンカンプンで、見ながら寝てしまったことがあります。

そんな挫折の後、今はインドの文学を読んでいます。『至上の幸福をつかさどる家』という本です。以前『美は傷』というインドネシアの小説を読みましたが、同じシリーズです。春秋社のアジア文芸ライブラリーというシリーズで、チベットや台湾などの作品も本になっています。まだ2冊目ではあるのですが、とても面白いです。すごくいいシリーズですね。調べていたら、これを企画された方のnoteがあって、楽しく企画されている様子が書かれていて、いいなあと思いました。作る人も、受け取る人も、みんな楽しい、嬉しい。すごく素敵なことだと思います。これ読んだら、『南光』というのを読もうかなあ。台湾の、写真家の話のようです。全体に装丁も淡い色調で、いいんですよね。注目していきたいです。

さて、短いですが帰りますね。明日明後日は、夏前の最後の雨なんでしょうか。雨は嫌だけど、貴重ですね。大事に時間を過ごしたいと思います。それではまた明日。おやすみなさい。