喫茶と読書 ひとつぶ

20250323

朝の仕込みの時に、日曜日はニュースもあまりないし、前日のセッションのポッドキャストもないので、今日はどうしようかなあとポッドキャスト番組の一覧を見ていました。登録している番組がいくつかあって、最近は『それ哲ラジオ』を過去回から遡って聞いていることが多いのですが、たまには違うものを、と思って内沼大先生の『本の惑星』を聞くことにしました。番組のサムネールを見ていたら、Xでも話題になっていた、「本が高い」ということを取り上げていたからです。

本の値段が高い、というのは私もそう思っています。最近こそ食料品も値上がりしていますが、ちょっと前まではそんなに高くなかったし、外食も安いところもあったし、衣料品も安くなりました。音楽もサブスクが出てきて、驚異的にお金がかからなくなりました。日用品も100均があって、安くなりました。そんな中、私の中では本と映画は高い、ということになっていました。映画も最近値上がりしましたが、本はそれよりちょっと前からまただんだん値上がりしている気がします。番組の中でも触れられていましたが、文庫本も1000円越えが当たり前の時代ですもんね。すごいです。それには色々な要因がある、ということで説明をしてくださって、とてもわかりやすかったです。

本の値段の話題も面白かったのですが、この番組のことを書いたのは、そこではなくて、お便りコーナーのところです。その中で、公的な場所での本、ということが質問されていて、その話のつながりだったと思うのですが、図書館などの本は共有、自分で買う本は私有、というふうに解説されていました。実に見事な分析だと思います!内沼さんは自分の家の本棚は、自分だけの図書館というふうに位置付けておられるそうです。これはすごいです。お金がある人は、読むためではなくても本を買えばいいのだ、ともおっしゃっていました。

もう全面的に大賛成です。そうだ、そういうことだったんだ、と目から鱗でした。どうせ読めないのに、と思いながら、本を買ってしまうことについて、少し罪悪感のようなものを感じていました。でも、そうじゃないんだ!これは私のライブラリーなんだ、と思えばいいんですね。開眼。

お金持ちではないので、そこまで本を買うことはできないのですが、内沼さんの説に私の気持ちをプラスするならば、私は本をモノとしてほしいんだと思います。そこにはもちろん装丁とか、質感とかも関わるのですが、その中に詰まった世界を手に入れたいのだと思います。読まないと入手できないんですけどね(笑)。内沼大先生は、こんがらがったことをいつも明快にしてくださいます。そして、明るいんですよね。絶対に暗いこととか悪口言わないイメージです。素晴らしい。

というわけで開眼したので、またお休みの日には本を買い続けようと思います。開眼しなくても十分買ってましたけど。読まなくてもいいんだけど、本当は全部読みたいなあ。

さて、それでは帰ります。今日は日曜日なのに、静かーな1日でした。明日も頑張ろう!おやすみなさい。