喫茶と読書 ひとつぶ

20240902

こんばんは!前澤さんが川村美術館のことでコメントしているようですね。私はネットニュースでしか見ていませんが、Xの投稿なのかな。良い形で何かやっていただけるなら、お願いしたいです!見守りましょう。そして、何かできることがあるのなら、皆様、教えてください。お客様の何人かの方から、川村美術館のこと、悲しい、とメッセージいただきました。同感。全く同感です。どうにかいい方向に行くといいんですけど。

さて、久しぶりに少し本の紹介の紹介を。

まずは雑誌『TRANSIT』。なんと特集が「世界のパンをめぐる冒険」だそうです。いつもは地域とか国の特集だけど、これは世界を横断するんですね。面白そう!

【世界のパン特集 表紙公開!】 TRANSIT最新号「世界のパンをめぐる冒険 創世編」は、9月12日(木)発売。世界各地の文化と結びついて進化し、今もなお発展を遂げているパン。各国で日常的に親しまれているパンのある暮らしを辿り、世界をめぐる冒険へと出かけた1冊です。(X TRANSITの投稿より)

次は『第三風景宣言』(共和国)です。

「彼は、一方では人間の移動の激化と人口増加とが、人間をふくむ生物の暮らす環境の悪化につながっていることを指摘しつつ、他方で、その人間の移動と連動するかたちで動植物が拡散し、勝手に別の地域に定着することを否定しない。…(中略)生命がつねに動きとともにあることを肯定し、自由を重んじるこのクレマンの立場は、『外来種』を敵視するような自然保護活動と一線を画す」ジル・クレマン『第三風景宣言』(共和国)入荷しました。(X スロウな本屋の投稿より)

共和国さんはいつも刺激的な本を出版されています。これも↑の文章を読んだだけでスリリングです。

そして『エスニック空間の社会学』。こちらは受賞報告なので、本自体は前に出ていたんですね。見たことなかったかも。

【受賞のお知らせ】 申 惠媛 著『エスニック空間の社会学:新大久保の成立・展開に見る地域社会の再編 – 新曜社』が、第50回藤田賞(著書の部・公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所)を受賞いたしました。(X 新曜社の投稿より)

私は大久保、新大久保界隈は行ったことがないのですが、昔は韓国コスメとかですごかったところですよね?エスニック料理関連のお店もたくさんあるらしいです。この本の表紙を見ると、電柱も韓国語。読みたい!

そして最後は『異界の歩き方』。シリーズ「ケアをひらく」の最新刊。このシリーズ、なかなか買うところまでいけない。医学書なんだよな、となぜか躊躇ってしまうんです。でもこのタイトル、読みたくなってしまいますよね。

【新刊入荷】 『異界の歩き方』村澤和多里・村澤真保呂、医学書院 精神症状が人をおそうとき、世界は変貌する。異界への旅が始まるのだ。 そのとき〈旅立ちを阻止する〉よりも、〈一緒に旅に出る〉ほうがずっと素敵ではないだろうかー(X ジュンク堂書店池袋本店の投稿より)

ほらほら、誘ってきますよね。読みたくなる。

今回はこの4冊。どれも異世界へ想いを馳せるような本ですね。素敵。

はい、実世界に戻って、次の木曜日からは、カレーはポークビンダルー、スープ系はおにぎりプレートにします。内容は未定です。おやつは緑豆のぜんざいまたはチェー、プリンとスコーンです。1週間マルサン堂さんがお休みなので、パンメニューもお休みです。ここぞというときに、トーストに助けられているので、ちょっと心配。スコーンを多めにしないといけないかもですね。

それでは帰ります。明日と明後日はお休みです。また木曜日に元気にお会いしましょう。それではおやすみなさい。今週もありがとうございました!