喫茶と読書 ひとつぶ

20240729

こんばんは!ひとつぶの7月終わりました。なんとかなんとかなったかな?という感じです。表を見ると赤い字ばっかりで怖いですけどね。目標を高くとりすぎているので仕方ないのです。自分の中では合格点なので、よしとしましょう!皆様今月もありがとうございました。

さて、良さそうな本も何冊かあったので、Xからご紹介。

【本日発売!】 カトリーヌ・マラブー『泥棒! アナキズムと哲学』伊藤潤一郎、吉松覚、横田祐美子訳   現代の哲学者たちの仕事をアナーキーという切り口から批判的に読み解き、〈統治されざるもの〉という概念を浮き彫りにする。マラブー哲学の新たな到達点。

青土社official info

タイトルも、装丁も、紹介文もとても気持ちが惹かれる本です。でもきっと読めないだろうなあ・・・教養がなさすぎて。青土社の公式HPを見ると、「哲学の側がアナキズムに対して働いてきた「盗み」を告発し、」とあります。泥棒とは哲学の方なのね。どういう考え方だーこれは!

『裏庭のまぼろし』(亜紀書房)人類学者として、戦争に関与した者の親族として、葛藤を抱えながら足跡を辿る著者は、その地に生きる人びとの声に耳を傾け、無きものとされた存在に目を凝らす。 歴史に沈められた、戦争の時代を生きた人々の声を今に届けるノンフィクション。

谷中・ひるねこBOOKS

「戦争」は私の年代だと、まだ身近なものだったと思う。戦争はいけない、戦争は怖い。ずっとそう教わり続けていた。そのこと自体は間違いではないと今でも思う。だからこそ、いろんな角度から「戦争」について考えていきたい。蘇らせていきたいと思う。

木藤亮太 ×絓秀実『アナキスト民俗学:尊皇の官僚・柳田国男』(筑摩選書)刊行です!「国民的」知識人、柳田国男。アナキストのクロポトキンから決定的な影響を受けたことは知られていませんでした。「日本」民俗学の創始者にして尊皇の国家官僚・柳田、その実像を描いた画期的な書です。ご一読を!

筑摩書房

大学で一番面白かった授業は絓秀実先生の『近代の超克』についての授業だった。先生の柳田国男についての本!これは読まないと。買わないと。読めるかな?クロポトキンについても興味があって(グレーバーによく出てくるから)先日『相互扶助論』を買いそうになりました。きっと読めないから、いつか買おうと誓いました。先にこの筑摩選書を買います。

こんな3冊になりました。眺めてみると、なかなか良いですね。石井美保さんの本のイラストはイシイアツコさんで姉妹だそうです。すごく素敵です。

さて、それでは帰ります。そういえば、一昨日だったかな?ドアノブがガチャっとなった日。もちろん無事に帰りました。でもやっぱりちょっとドアを開けるのは怖かったです。ご心配かけてすみません!ドッキリしますよね。

あ、木曜日からのメニューですが、おやつとスープもの、決まっていません。ごめんなさい!SNSで告知しますので、お楽しみにしてください!

それではおやすみなさい。次にお会いするのは8月!暑い!