喫茶と読書 ひとつぶ

20240711

左手の甲が虫に刺されたみたいで、すごくかゆいです。蚊じゃないのかな。ちょっと腫れているような。

さて、火曜日に東京国立博物館に行ってきました。内藤礼さんの『生まれておいで 生きておいで』を見てきました!小さな鈴とか風船とか、カラフルなボンボンとか。水が満ちた瓶とか。お馴染みの内藤礼ワールドでとても楽しかったです。今回の展示はトーハクが会場ということで、ガラスケースに入ったトーハクのコレクションと内藤さんの世界が響き合う、というコンセプトなんだと思います。小さな猿とか縄文土器の出土品とか、そんなものも見てきました。やっぱり動物を形どったものは可愛い、と思ってしまいますね。

トーハク自体は、何かの展覧会できたことがあったのですが(鳥獣戯画の時かな?)、今回は内藤さんの展示を見るために1階のフロア全体を回遊することになり、結果、トーハクの展示も割と熱心に見てしまいました。これもコンセプトの一つなのだろうか?と思いながら。有田焼かな?の壺とか、もっと土っぽい焼き物とか、琉球の着物とか、とても良かったです。そして、いつぶりに見るのか、仏像を見てきました。これは心が落ち着きました。当然外国人の方もたくさんいて、皆さんが熱心にご覧になっているのが嬉しく思いました。自分の国のものなのに、そんなに知識もなくて、ごめんなさいという感じでもありました。

第3会場の窓の向こうには、昔の小屋みたいな建物が見えていて、それものどかな感じがして良かったです。この会場では、宝探しみたいなこともして、それも楽しかった。作品のリストを見ていなければ、絶対に見逃してしまうところでした。曇りの日でも難しいかもしれないです。

息を吹きかけて小さな紙を揺らしたり、ぐるっと回って二つの風船をくっつけたり、ちょっと子供の気持ちになって遊んできました。まだ始まったばかりで、結構空いていたのでそんなこともできて良かったです。

同じ上野の公園の中で、キリコの展覧会もやっていたので、余力があったら行こうかなと思いましたが、外に出たら暑いし、内藤礼さんの良いものたちで体も頭もいっぱいだったので、キリコはまた今度、ということにしました。

さて、それでは帰ります。今日は結局ほとんど雨は降りませんでしたね。明日は雨の予報だけど、本当だろうか。降っても暑いので、それも困ったものです。それではまた明日。おやすみなさい。