喫茶と読書 ひとつぶ

20240623

今日はどうなっちゃうの?という始まりでしたが、最終的にはなんとかなりました。ありがとうございました。昨日の忙しさは、今日の分も入っていたんですね。天気なのかな?雨の予報は天敵ですね。

そういう時には、ほれ、読書タイムです。昨日あたりから読み始めた『別れを告げない』。だいぶ読み進みました。でも、本当は読んでしまうのがもったいない、という感じでもあります。ものすごくグイグイ引き込まれています。すごいです、この作品。作者のハン・ガンさんももちろん、訳者の斎藤真理子さんもすごい。方言の表現は、一体どうやって訳しているのでしょうか。あれはどこかの地方の言葉なのでしょうか。

ハン・ガンさんの作品は、『すべての、白いものたちの』が文庫になった時に読んで、ものすごく感動しました。断片的に語られるエピソードが最後に収斂していくのですが、それが切なくて寂しい。続けてもっと読みたい、と思って『菜食主義者』を読みました。ところが、これはうまく私は読めませんでした。そこで挫折しました。今思えば、もっと他のものも読めばよかったのかもしれませんが、この2作の隔たり(私にとって)が、理解不能で、心閉ざしてしまいました。でも、『別れを告げない』がとても評判も良くて、書き出しを読むと、この先が読みたい、という気持ちにもなれたので読んでみたのです。読んでよかった。あと3分の1くらいあるので、味わって読もうと思います。

『苦海浄土』からの『別れを告げない』なので、割とハードな読書生活です。しかしながら、本の世界は素晴らしいです。本を読む生活を送ることができて、私は本当に幸せ者だと思います。

さて、それでは帰ります。明日は早くも月曜日かー。1週間は早いですね。それではまた明日。おやすみなさい。あ、腰はかなり良くなりました。これは腰痛というよりは筋肉痛だったのかもしれないです!恥ずかしながら!