喫茶と読書 ひとつぶ

20240208

今日はブルブル!寒かったですね。お店の中もなかなか暖まらない感じがしました。空気が冷たいっていうかね。

さて、自民党の裏金問題で、各議員が訂正をしているらしいですが、その中で支出項目として、書籍3,500万円、というのがあったらしいです。ええええ!よく考えてみてください。1年間に書籍代って皆さんどのくらい使っていますか?年間でいかほど?そう考えると、3,500万円の書籍代とは、いかに出鱈目なものかわかります。生涯でも3,500万円なんていかなくないですか?まあ最も、稀覯本とかね、アーティストブックで1点ものとかね、そういうのがあったら、いきますわね。他の項目でどんなものがあるのかは知りませんが、書籍代というのはちょっとカチンときますね。それだけの書籍代が欲しい人、世の中にどれだけいるか。いや、その半分でも、10分の1でも、なんなら100分の1でも。失礼な話です。どんな本を買ったのか、詳らかにして欲しいです。言うに事欠いて書籍代って。

それでも思ったんですが、たとえば3,500万円もらって、本を買うとするじゃないですか。それは、嬉しいです。もちろん。でも、いっぺんにそんなに買っても多分気持ちが高揚するだけで、もうどれも手につかないと思います。あれも、これもってなりますからね。

昔一度、そういう状況になったことがあります。デパートで、近代文学の復刻版を展示販売していたのです。当時近代文学大好き、朔太郎大好きの私は、もううっとりしてしまい、カタログをもらってきました。ダメもとで、母におねだりをしたのです。そうしたら!なんと母が買ってくれるというのです!もうびっくりして、でもすごく嬉しくて、早速もう一度売り場に行って、申し込みました。それから数日して、家に本棚と本が届きました。段ボールで3箱。金色夜叉とか、吾輩は猫であるとか、まあいろいろありました。もちろん朔太郎の月に吠える、青猫も。それはひとつぶにありますね。あれもこれもで、もう興奮して、装丁の美しさとか活字とかに震えました。そしてどんどんどんどん箱から出して、見散らかして、数日うっとりして終わりました。アンカットの本もあったのですが、1冊カットしてみて、あんまり綺麗じゃなかったので、カットするのをやめたり。そんなものです。ちょっとづつちょっとづつ手に入れていくのがいいのです。大きすぎる幸せは、受け止めきれない。

その復刻版の本は、まだ実家にあるのですが、母がそろそろ引き取ってくれと言ってきています。もうすぐうちに来ると思います。でも、しばらくは段ボールの中になっちゃうんだろうなあ。あの本を並べる本棚もないし、スペースもないです。ごめんよー。でも、大切にするからね。

さて、それでは今日は帰ります。今朝、すごく早く目が覚めて、もう眠れなかったので、結構早くきたのです。今ちょっと眠い。今日はたくさん寝ます。おやすみなさい。また明日もよろしくお願いします。