喫茶と読書 ひとつぶ

20231124

昨日あまりの忙しさに、映画のことを書くのをすっかり忘れていました。火曜日に、見てきました。『栗の森のものがたり』という作品です。とても美しい画面で、心に潤いをもらいました。実は、この映画と、クリストファー・ノーラン監督の『ドミノ』で迷っていました。時間的には『ドミノ』の方が夜だったし、良かったのですが、気分的にSF、特撮、みたいな感じではなかったので、こちらにしました。前の晩に、タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』の本当に最初のところだけなんですが、見たんです。YouTubeで無料で見られるのです。ただし、英語字幕です。湖?の中で水草がそよいでいるところとか、湖面にガスが立ち込めているところとか、そんな美しい映像を見ていたら、きれいな映画が見たいなと思ったのです。もっとも、ソラリスはそこだけ見て、人間の会話シーンになったら、英語を追いきれず、見るのをやめました。『栗の森のものがたり』は、タルコフスキーほどは美しくはなかったけれど、充分に癒されました。ただ、こちらも人間の喋るシーンになると眠気がやってきて、肝心なストーリーは大事なところを聞き逃したような気がします。1950年代の、正常不安な村で頑固なおじいさんと、戦争から帰ってこない夫をオーストラリアまで探しにいきたい女性の物語です。おじいさんがうとうと居眠りをすると、物語が語られます。おじいさんが目を覚ますと、ちょっとだけ現実を離れた世界が現れます。これが交互になるのですが、それほどごっちゃになることもなくて、構成が上手なんだろうと思います。ただ、途中うとうとしてしまったからわからなかったのか、自分としては伏線が回収できなかったところがあったので、ちょっと残念です。しかし、とにかく美しい画面を見る、ということは果たせて、とても良かったです。

音楽のライブと、美術展と映画。そして本。こういうものがあるから、私は生きていけるんだなあと思います。ライブはその瞬間の没入感がすごいし、美術館で過ごす静かな、そして内側で興奮している感覚も大好き。映画は特別な世界へ連れていってくれます。本は、もう、ね。どこでもドアだから。

さて、それでは今日は帰ります。今朝地獄の仕込みをしたので、明日はちょっと軽めです。でも、気を抜かず頑張ります。明日と明後日は寒くて、月曜日からはまた気温が上がるみたいですね。もう本当に困っちゃいますね。それではまた明日。おやすみなさい。