喫茶と読書 ひとつぶ

20231110

ついに寒くなりましたね。ひとつぶは膝掛けは出したのですが、ストーブはまだ出していなくて、明日から、それで乗り切れるのかなと思っています。なんだか、今寒さのどのくらいのところにあるのか、わからなくて困りますね。このまま冬に突入でしょうか。秋がなかったですね。

寒かったので、今日はカレーよりポトフが出ました。感想で、洋風おでん、とコメントをいただきました。そうです、その通り。薄口で具材の味が出ていて、まさにおでんですね。先週と今週は豚肉で、来週から2週間は鶏肉でやります。塩麹も用意しないとね。

ここのところ品数が少なかった野菜売り場でしたが、寒くなってきたからか、葉物野菜がたくさん並び始めました。ほうれん草、小松菜、春菊。ネギも復活してきたかな。ちょっと賑やかになってきましたね。よかった。緑のものといったらピーマンしかない時もありました。やっぱり季節は普通に巡って欲しいものです。

今日は静かな時間も多かったので、読書に勤しんでいました。今日読んでいたのは『息吹』です。テッド・チャン。短編集です。まだ途中ですが、とても短いけれど印象的な作品がありました。「予期される未来」というもので、車のキーレスエントリーに使うリモコンに似た装置、予言機の話です。ボタンを押す1秒前にLEDが光る、という仕組みになっています。ライトが光るのをみたらボタンを押すことになっているのですが、それができないのです。そう、予言されるから。それによって引き起こされる現象とは・・・もうこれ以上書くと、ネタバレになってしまうので書きません。まるで星新一のショートショートみたいでした。いや、本当に同じような作品があるかもしれませんね。これが文庫本5ページくらいのとても短いものなのですが、その次が長い。今その途中です。

さて、今日はのんびりしてしまった。明日はどんな一日でしょうか。また明日もどうぞよろしくお願いします。おやすみなさい。