喫茶と読書 ひとつぶ

20230716

明日は三連休最終日ですね!また暑いみたいです。今日も遊びに行くのも躊躇われる日差しでしたよね。気をつけてお出かけください。

ひとつぶもこの二日間、なかなかの好調です。ものすごく忙しいというほどでもなく、それなりになんとかなっている感じです。このまま何事もなく連休を終えたい。

そんなわけで本も読めています。今日読了したのは『妖精・幽霊短編小説集』です。これは19世紀の終わりから20世紀初めのアイルランドとイギリスの作家たちの作品をまとめたものです。8つのセクションに分かれています。列挙しますと、1妖精との遭遇、2アイルランドの化け物、3心霊の力、4底なしの愛、5まつろわぬ魂、6霊界物質と祈祷書、7復活の日、8永遠の眠りを恋人に です。これを見ただけでも面白そうでしょう?それに加えて、各セクションはそれぞれ3編ほどの作品で構成されていて、全てのセクションの最後には、ジェイムズ・ジョイスの『ダブリナーズ』からの作品が配置されています。

それぞれのセクションの冒頭には編者の短い解説があるので、とてもわかりやすいです。それでも、なぜこのセクションでこの作品?というものもありましたが(私の読解が悪いんですが)、作品としてはどれも面白いので、あっという間に読んでしまいました。

これを読みながらなんとなく思ったのですが、こういう幽霊談のようなものって、とてもイギリスやアイルランドっぽいですよね。そして、日本にもやっぱり幽霊の話ってたくさんあるような気がします。他の国の怪談というのはどんなものがあるのでしょうか。あまり国を意識したことがなかったけれど、なんとなくこの湿気のある国に多いような気がします。フランスとか幽霊なんて出そうにないですよね?イタリアとか。ただ、見えないものを恐れるというのは万国共通の感覚だと思うので、何かしらどこの国でもあるんでしょうけれど。そういうのを調べても面白いかもしれないですね。

さて、それでは帰ります。明日の仕込み、迷いましたー。月曜日だけど、連休最終日。どのくらい仕込んでいいのやら、よくわからないです。とりあえず、結構頑張りました。(明日の朝もやるけど!)それではおやすみなさい。また明日。