喫茶と読書 ひとつぶ

20230610

お店が終わって下に降りて歩いてみると、意外と風もあって涼しい。あー冷房入らなかったかなあと思ったりします。でも、店の中でじっとしていると、多分湿度が高くて、不快な感じになるんですよね。そう、わかっています。この、冷房を入れるとちょっと過剰な感じ、でもないと不快、という気候は嫌ですね。冷房を入れていても、室内の湿度は70%以上あったりして、ジメジメジトジトです。

今日は絶対に忙しくなる、と朝の天気予報を聞いて思っていました。明日以降はまた雨の予報のようなので、みなさんお出かけは今日が多いだろうという予想です。結果的には、思ったよりは忙しくなかったけれど、やっぱり忙しかった、そんな1日でした。今日は滞在時間の長いお客様も多くて、ひとつぶらしいなあと嬉しくなっていました。

お休みの日に、自分もひとつぶしよう、と思って、席に座って本を読んだりするのですが、やっぱりうまくいかないんですよね。これはどうしたことか。ひとつぶは私にとって、ゆっくりする場所ではなくなってしまったみたいです。出かけた先のタリーズの方が、意外と集中して本が読めたりします。

全く話は変わりますが、今日、みなさんの会計をしていて、お財布からお札を出して、小銭を出して、という場面を見ていました。その時に、これはお客様が働いて、その対価として得たものを、一粒に支払ってくださっているのだなあと、実感しました。もちろんこんなことは、言わずもがな、わかっていることではあるのですが、ふと、お札を出された仕草の中に、そんな背景を感じてしまいました。そうしたら、自分もそれに恥ずかしくない仕事をしないといけないな、とすごく真面目に自分を戒める気持ちになりました。これも、当たり前のことだし、決していい加減なことをしているつもりはないのですが、ちょっと身が引き締まりました。こういうことは、忘れないようにしたいと思います。

さて、それでは少し片付けをして帰ります。なんだか下が騒がしい。パチンコ屋さんがある時はこういうことはなかったのにね。残念です。それではまた明日もよろしくお願いします。おやすみなさい。