喫茶と読書 ひとつぶ

20210217

うわー釣り銭が合わない、と思ったら、銀行に預けるお金を間違えていました。こんなことばっかりしています。こんばんは。

今日も無事1日が終わりました。今日はせんぱくBOOKBASEの絵の本さんがご来店くださいました。その時にちょっとお話ししたのですが、欲しい本があったら客注をお願いすればいいんですよね。前にお客様ともお話ししたことがあって、やっぱり地域の本屋さんにお金を落とすことって大事。ついつい楽なのでamazonで買っちゃったりしていました。でも、これからは本屋さんにお願いしようと思いました。どうしても、今すぐ読みたい!っていう場合は別ですが。地元の本屋さんを応援しましょう。

そして、これは昨日のことですが、ここでブログを書いて帰ってからのことです。私には2人子供がいて、お姉ちゃんはもう社会人で、弟くんが来年から働き始めます。そして、最初の赴任地が仙台ということに決まりました。このコロナ禍なので、実家から離れたところにはいかないんじゃないかと思っていましたが、甘かった。驚きました。寂しい、というのが本音です。が、それ以上にもう自分が何かをしてあげることができなくなると思うと、今までこの子に何をしてあげたんだろう?と、とても申し訳ない気持ちになってしまったのです。子供からは、いつももらってばかりで、何にもしてあげなかったなと、でももうそれは取り返すことができないんだなと、ものすごく後悔しています。こんなダメなお母さんでごめんねという感じです。

情けない。以前に子育ての話もブログに、なんてお話がありましたが、本当に書けるような事がない。そのくらいダメ母です。人を育てるという事が、こんなに自分ができないとは思っていなくて、びっくりしたのです。友達だったら、気が合わなければ付き合わなければいいじゃないですか。子供はそういう事ができない間柄なんですよね。自分がミルクやご飯をあげなければ、死んでしまう。お風呂も入れて、オムツも変えないと、大変なことになる。熱が出たら病院に行ったり薬を飲ませたり。お友達とは仲良く。勉強もしなさい。そういうことを子供を産んだらしないといけない、ということがわかっていなかったのが私です。ホワンと、絵本を読んだりおままごとしたりみたいな夢を見ていました。そんなものではなかった。だからいつも逃げること、楽になることばかり考えていたような気がします。もっと楽しめばよかったのに、今なら思えます。

もう何もしてあげられない息子よ、ごめんね。仙台で頑張って。仕込みの間そんなことばっかり考えていました。でも、お店を開けて、今日はお客様もたくさん来てくださって、考えている暇もなくなりました。それぞれの場所で、精一杯できることをやって、時々会いたいです。

自分語りですみません。こんな後悔をしないよう、皆さんは、お子さんを可愛がってあげてくださいね。子供は勝手に育ちます。だからお母さんお父さんも、おおらかに楽しんでいたらいいのだと思います。まあ、現実はなかなかそうもいかないんですけどね。

本日ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました。とても良い1日でした。私はカフェや喫茶店のちょっとした会話が聞こえてきたりするのって、そんなに嫌ではないですが、ひとつぶのこのシンとした空気はなにものにも代えがたい気がします。見知らぬ同士が一緒の空間にいて、こんなに和やかな感じがするのは、とても素敵なことだと思いました。それではまた明日も良い1日でありますように。おやすみなさい。