喫茶と読書 ひとつぶ

20200824

朝、バイクで常盤平に向かう途中、なぜか今日は車が多いなーと思っていました。そうでした。今日は月曜日なのですね。曜日感覚が完全におかしくなってる。祝日も忘れちゃってるし、幼稚園からついこの間まで週末がお休みという生活を何十年もしてきたはずなのに、すごい順応力。

今日はあまり仕込みもきつくなく、レシピも流石に覚えてきたので、さっさと進める。そうやっていい気になって、この間スコーンに砂糖を入れ忘れ、全てやり直しになったので、慎重に。スコーンは、そんなに甘いお菓子ではないけれど、入っているとないとでは大違いです。

開店まで少し時間があったので、ちょっと久しぶりにゆっくり本を読みたいモードに。池澤親子の『ぜんぶ本の話』を読む。親子の会話で進んで行くこの本、読み始めたら止まらなくなる。そして次々本が欲しくなる。児童文学、SF、ミステリーと、いいところをついてくる。ナルニアとドリトル先生について、池澤夏樹と意見が違いのは残念。そして、日本のSFのところで、星新一には言及がない。そういうものなのかしら?親子で話しているせいなのだと思うけれど、時々、お互いに相手の話を全然聞いていないところがあって、おかしかった。実際もそうなのだろうけど、無理やりつながず、そのままを活かしたのだろう。親子なんて、いや、親子だからこそ、そんなものですよね。

流石に読み終わらず開店時間となり、一旦本は閉じたけれど、面白い。書評もガイドもそうなるけれど、これだけほんのことを話されると、羨ましくなって、自分もその本読みたーい、となる。

ありがたいことに、お客様も来られて、よい1日でした。今冷蔵庫の中を片付けて、明日の定休日に備えました。明日もあまり作業はせず、ゆっくり過ごそうと思います。来るべき読書の秋に備えて。それでは、お休みなさい。明日はお休みをいただきます!今週もありがとうございました。