喫茶と読書 ひとつぶ

20200601

ひとつぶの開店時期が見えてきた。

とてもドキドキすることで、ちょっと焦ってもいる。でもとっても嬉しくて、今もまだ未完成のひとつぶでこれを書いている。

だいたいの工事が終わって、あとは遅れていたトイレの取り付けをしてもらって、それに伴いいろんな検査を受けて、それから引き渡しになる。少しづつ本も運んでいくつもり。引渡しが終わったら、食器とかキッチン関係のものを搬入して、新しいキッチンでメニューを一通り作って見るつもり。そうやってしばらく練習してから、ひとつぶを開店する。

それまで、というか、開店してからも、日記を毎日つける。人に決心を語るのは割と苦手だけど、今回ばかりは宣言してみる。日々の記録をつけることは多分お店をやるときに、とても大事だと思うから。そして、自分のお店の記録は、自分でしかつけられないから。今まで会社や家族のことは、私が忘れたことでも、だれかが覚えてくれていて、とてもありがたかった。私は記憶力がないので、いろんなことをどんどん忘れてしまうから。でも、今度は自分の店で、しかも一人で始めるので、誰も覚えていてくれる人がいない。本当は企画の段階から、工事の段階から、全てちゃんと記録しておこうと思っていた。けれど、やっぱりグダグダになってしまって、やっぱりという気持ちと、残念という後悔の念がある。だから、この6月1日から、日記をつける。どんなことでも、一言でも、つけていこう。

今日は塗装の残りと、補修をした。天井に白い線が所々残っていて、これはマスキングが下手だったためだと私は思っていたのだけれど、補修をしてみたら、実は前の塗装の時にマスキングが甘かったからなのだと気がついた。甘いと言っていいのか、天井のマスキングはそういう方向で、っていう風に決めていて、それが自分のマスキングと違っていたのかもしれないけど。(すごく難しい言い回しになっていますね。ごめんなさい。)今回塗装をDIYでたくさんやらせてもらったのですが、塗装はマスキング次第、マスキング大事、というのがよくわかりました。塗る作業より、マスキングの作業の方が圧倒的に時間がかかるし、難しい。先ほどのマスキングの方向性、みたいなものもそう。完璧にラインを抑えられれば本当は一番良いのでしょう。でも、なかなかそうはいかない。プロはできるのかな?まあ、素人なのでできない。となると、今回マスキングするところは、押し気味にやるのか、控え気味にやるのか、みたいなところの決断が、多分難しい。そして、改装の場合は元々のマスキングとあわせられれば、多分綺麗にいくのではないでしょうか?そういうことがうっすらとわかってきたような気がします。でも、これもケースバイケースなことが多いのだろうなと思います。

補修を終えて、本当はもうやることはないのだけれど、ひとつぶをさり難く、うだうだのんびりしてしまいました。明日から本をちょっとづつ持ってこよう!本、重いけど。